人気の屋根材であるガルバリウム屋根の種類をご紹介!
ガルバリウム屋根という屋根の名前を聞いたことはありますか。
耐震性に優れ、長持ちするとして注目されるこの屋根材は、リフォームや新築の選択肢として多くの方に選ばれています。
しかし、その特性や種類について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ガルバリウム屋根のメリットとデメリット、さらにその種類について紹介します。
□ガルバリウム屋根のメリット・デメリット
ガルバリウム屋根は、亜鉛・アルミニウム・シリコンでメッキされた鋼板を使った屋根で、数多くのメリットがありますが、注意すべきポイントも存在します。
ここでは、ガルバリウム屋根のメリット・デメリットを紹介します。
1:耐久性に優れている
ガルバリウム屋根は、スレート屋根の約2倍の耐用年数を誇ります。
その理由は、亜鉛鉄板の犠牲防食機能とアルミの長期耐久性にあります。
特に、積雪地域や沿岸地域でも劣化しにくい点が評価されています。
2:耐熱性が高い
アルミニウムを多く含む合金層により、高い耐熱性を持っています。
これは亜鉛鉄板よりも一段と耐熱性が高いことを意味しています。
3:耐震性が高い
重量が軽いため、地震時の建物への負担が少なく、被害を軽減する効果があります。
特に、軽量化は、耐震性の向上に大きく寄与しています。
4:加工がしやすい
多様な屋根の形状に対応可能で、施工の自由度が高い点も大きなメリットです。
ガルバリウム屋根にはデメリットもあります。
*断熱性が低い
金属材質のため、断熱性が低く、熱が伝わりやすいです。
これを補うためには、断熱材の施工が重要になります。
*防音性が低い
雨音が響きやすい点がデメリットとして挙げられます。
防音対策として、防音材の導入を検討する必要があります。
*勾配の小さい屋根に不向き
水が溜まりやすく、錆びや浸水のリスクが高まります。
特に、勾配がほとんどない屋根には不向きです。
□ガルバリウム屋根の種類
ガルバリウム屋根にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特性を持っています。
1:横葺き
屋根に対して横方向に葺くタイプで、傾きが2.5寸以上の屋根に適しています。
2:縦葺き
屋根に対して縦方向に葺くタイプで、0.5寸以上のゆるい勾配から対応可能です。
3:瓦調葺き
瓦の外観を模したタイプで、瓦の重厚感を軽量化できるメリットがあります。
4:折板葺き
断面構造に重点を置いたタイプで、大きな建物に適しています。
□まとめ
ガルバリウム屋根は、耐久性や耐熱性、耐震性に優れ、加工の自由度も高い屋根材です。
ただし、断熱性や防音性の問題、勾配に関する限界も理解しておく必要があります。
ガルバリウム屋根を選ぶ際は、これらの点を考慮しながら、自分に合ったものを選びましょう。
また、当社は屋根工事や外壁工事をはじめ、幅広く対応いたしますので、鴻巣市周辺にお住まいの方は、お気軽にご相談ください。
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