ベランダの床の塗装はいつ塗り替えるべき?自分で塗れるかについてもご紹介!
ベランダの床の塗装は、いつ塗り替えたらいいかと悩む方もいらっしゃるかもしれません。
築年数が経つにつれて、ベランダの床の塗装が劣化し、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ベランダの床の塗装の塗り替え時期や、自分で塗れるかどうかについてご紹介します。
□ベランダ床の塗装の塗り替え時期はいつ?
ベランダ床の塗装は、およそ10~12年が塗り替え時期の目安です。
しかし、実際の塗り替え時期は、ベランダの劣化状況によって大きく変わります。
1: 防水塗装が剥がれてきた
ベランダの塗装が剥がれてきたら、塗り替えを検討する時期です。
特に、FRP防水のトップコートが剥がれてしまうと、紫外線が直接防水層に当たり、耐久性が低下してしまいます。
放置すると、防水層自体が劣化し、再塗装だけでは対応できなくなる場合もあるため、早めの対応が大切です。
2: 防水塗装が浮いてきた
ベランダ床の塗装が浮いてきた場合は、内部に水や空気が溜まっているサインです。
これは、下地に入り込んだ水分が蒸発し、防水層内で膨らむ「膨れ」と呼ばれる現象で、ウレタン防水で発生しやすいものです。
時間が経つと塗装が剥がれてしまい、雨漏りの原因にもなりかねません。
3: 防水塗装にひび割れができた
ベランダ床の塗装にひび割れが見られる場合は、塗り替えの目安となります。
塗装のひび割れは、長期間にわたる紫外線や雨の影響でトップコートが剥がれていくことで発生します。
トップコートのみのひび割れであれば、再塗装で対応できますが、FRPの防水層にまでひびが入っている場合は、防水層の補修が必要になります。
4: 床に水が溜まりやすくなった
ベランダ床に水が溜まりやすくなった場合は、床の構造に問題が発生している可能性があります。
ベランダ床は、雨水が排水溝へ流れるように、適度な勾配が設けられています。
水が溜まるようになっているということは、勾配が正常ではなくなっているため、一度防水塗装を剥がして床の構造部分を補修する必要があるでしょう。
5: 雨漏りするようになった
すでに雨漏りが発生している場合は、早急に専門会社に相談する必要があります。
雨漏りは、放置すると建物の構造自体に影響を及ぼす可能性があり、深刻な事態に発展する恐れがあります。
□ベランダの床の塗装は自分で塗れる?
ベランダ床の塗装を自分で塗ることは、状況によって可能です。
しかし、安全面や仕上がりを考慮すると、専門会社に依頼する方が安心できる場合もあります。
1: 自分で塗っても良い場合
・ウレタン防水・FRP防水が既に施されているベランダ
・色あせが少しある程度で、ヒビ割れがないベランダ
・トップコートのみの塗り直し
2: 自分で塗るべきではないベランダ
・色あせがひどく、複数のヒビ割れがみられるベランダ
・トップコートが剥がれて防水層がむき出しのベランダ
・雨漏りが起きているベランダ
・シート防水が施されているベランダ
自分で塗装する場合は、事前に必要な知識や技術を習得し、安全に配慮することが重要です。
また、使用する塗料や道具の種類、施工方法など、事前に十分な情報収集を行いましょう。
□まとめ
ベランダ床の塗装は、10~12年を目安に塗り替えが必要となります。
しかし、劣化状況によっては、早めの塗り替えが必要となる場合もあります。
防水塗装の剥がれ、浮き、ひび割れ、水溜まり、雨漏りなどの症状が見られる場合は、専門会社に相談することをおすすめします。
また、自分で塗装する場合でも、ベランダの状態や劣化状況などを考慮し、適切な判断をすることが大切です。
当社ではベランダの塗装を行っておりますので、鴻巣市周辺で塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
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