メンテナンスフリーの外壁はコツを押さえれば実現できる?解説します!
外壁だけでなく日頃身につけているお洋服や靴もメンテナンスは必要ですが、メンテナンスにかかる手間のみを比較すると外壁のメンテナンスは非常に手間がかかってしまうものです。
ただ、お家の美観を維持するため、または安全に暮らすために大切なお家の耐久性を維持するにもメンテナンスは必要不可欠と言えます。
メンテナンスの負担を軽くしたい、このような思いを抱えている方は意外と多くいらっしゃいます。
そのような方におすすめしたいのが、外壁をメンテナンスフリーに近づけることです。
そもそもメンテナンスフリーの外壁とは何か、どのようにメンテナンスフリーに近づけるのか、気になるポイントを本記事で解説しますので、ぜひお読みください。
□メンテナンスフリー外壁の真実
多くの方が新築やリフォームを検討する際、できるだけメンテナンスの手間をかけずに長持ちする外壁に仕上げたいと考えますよね。
しかし、残念ながら完全なメンテナンスフリーの外壁は現実には存在しません。
どれだけ高品質で高価な材料を使用しても、自然の影響や紫外線などの外部要因によって、時間による経年劣化は避けられないのです。
ただ、実際に多くのハウスメーカーや工務店が「メンテナンスフリー」という言葉を使用して宣伝しています。
これは完全にメンテナンスの必要がないというわけではなく、「メンテナンスの手間が少ない」や「耐久性が高い」という意味での使用が一般的です。
□外壁をメンテナンスフリーに近づけよう!
メンテナンスを完全にしなくても良い外壁は存在しませんが、以下のポイントに気をつけることでメンテナンスフリーに近づけられます。
メンテナンスフリーの外壁に仕上げ、日頃のお手入れを楽にしましょう。
*耐候性が高い材料を選ぶ
耐候性とは、屋外の自然環境に耐えうる性質を指しますが、耐候性が高ければ高いほど次回までのメンテナンス期間を延ばせます。
建材同士の接続部分やつなぎ目が時間とともに劣化することは避けられません。
ただ、無機塗料と有機塗料の良さを兼ね備えた無機ハイブリッド塗料のように、耐候性に優れた塗料を選ぶことで、メンテナンスの頻度やコストを大きく削減できるのです。
*コーキングや目地の耐候性を向上させる
コーキングは外壁のつなぎ目を埋めるためのものであり、その耐候性は非常に重要です。
最近では、耐候性の高いコーキング材が開発されており、これを使用することで、外壁のメンテナンスフリー度を大きく向上させられます。
□まとめ
外壁のメンテナンスフリーという言葉に魅かれる方も多いと思いますが、完全にメンテナンスフリーの外壁は存在しないことを理解しておきましょう。
しかし、適切な選択とケアをすることで、メンテナンスの手間やコストを大きく抑えることはできます。
外壁の選び方やメンテナンスの方法をしっかりと理解し、長持ちする外壁を目指してみてくださいね。
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