トタン屋根にはどんな種類がある?種類ごとの特徴やメンテナンス方法を解説!
屋根は家の重要な部分であり、トタン屋根は古くから使用されている屋根です。
トタン屋根と聞くとなんとなく波板のイメージがあるものの、種類や特性を知る機会は少ないでしょう。
そこで、この記事では、トタン屋根の各種類の特徴と、それらを選ぶ際のポイントを解説します。
ぜひ最後までお読みください。
□トタン屋根の種類と特徴
トタン屋根は施工方法によって、大きく以下の3つの種類に分けられます。
1:瓦棒葺きトタン屋根
屋根の頂上から軒先に向かって縦方向にトタン板を設置する方法です。
心木と呼ばれる木材が等間隔に設置され、トタン板を被せ引っ掛ける形で施工します。
この方法は伝統的であり、屋根全体に均一な外観を与えます。
2:波板トタン屋根
トタン屋根といえば、多くの人が思い浮かべるのがこの波板です。
トタン板を波状に加工し、その形状が強度を保つことを可能にします。
波板は耐久性と施工のしやすさから、住宅から商業施設まで幅広く使用されています。
3:折板トタン屋根
トタン板を折り曲げて加工し、施工する方法で、特に強度を高められます。
このタイプは工場や倉庫など、大規模な建築物に多く採用されています。
*立平葺きとの違い
「瓦棒葺き」と似た「立平葺き(縦平葺き)」は、心木を使わずに屋根材自体を折り曲げて固定します。
木材を使用しないため、腐食の心配が少ないのが特徴です。
近年では、ガルバリウム鋼板のような他の素材での採用が増えています。
□トタン屋根のメンテナンス方法を把握しておこう!
トタン屋根は美しさと機能性を長期間保つために、適切なメンテナンスが不可欠です。
ここでは、効果的なメンテナンス方法を3つ紹介します。
1:ケレン
下地処理の一環として、ワイヤーブラシやサンドペーパーで古い塗膜やサビを除去します。塗料の密着力を高めるためにも欠かせない工程で、塗装の耐久性を大きく左右します。
2:高圧洗浄機を使用
古い塗膜やサビ、ホコリ、カビなどを洗い流すことが重要です。
清潔な表面は塗料の密着を助け、より長持ちする塗装を実現します。
3:下塗り・中塗り・上塗り
サビ止め効果のある下塗り材を使用し、その上から中塗り・上塗りを行います。
これにより、防水性や防錆性を高め、屋根の美観と機能性を維持します。
*穴が開いている場合の対応
トタン屋根に穴が開いている場合は、部分的に交換することが望ましいです。
このような状況は屋根の構造に影響を及ぼす可能性があるため、迅速に対応しましょう。
□まとめ
この記事では、トタン屋根の種類と特徴、そして適切なメンテナンス方法を紹介しました。
トタン屋根はその美しさと機能性で多くの建物に採用されていますが、その種類やメンテナンスの方法を理解し適切に対応することで、長期にわたってその価値を維持できます。
適切な選択とメンテナンスで、トタン屋根の魅力を最大限に引き出しましょう。
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